カプースチン:不協和音の連続でホンキートンク風なピアノ曲
きょうは、
《前回》も紹介しました、
クラシックとジャズを融合させた曲を作る、ウクライナの作曲家、
《Николай Капустин “ニコライ・カプースチン”》
の曲です。
今回ご紹介するのは、1992年の作品、
“FIVE ETUDES IN DIFFERENT INTERVALS” (異なる音程による5つの練習曲)の、第1番です。
ほぼ、ひらすら短2度(増1度・半音)和音が連続するフレーズで、
最初は違和感を感じるかもしれません。
しかし、
愉快なメロディーラインと、ラグタイム風な軽快なバッキングに乗せたこの曲は、
どこいらかの場末のバーで、
ホンキートンクなピアノを奏でているような…
そんな感覚に酔いしれてきますよ~♪
演奏は、
超絶技巧ピアニスト、マルカンドレ・アムラン(Marc-Andre Hamelin)さんです。
サラ~ッと弾いてらっしゃいますが、
かなり特殊なコツを習得しないと弾けない難曲です!!!